車・バイク

【最新】電動バイクの未来予想2020
【メリットと課題】

2020年1月21日

ホントに便利なのか?
電動バイクの未来予想2020

こんにちは!現役バイクショップ店員の諭吉です!

 

自動車業界でも、技術進歩とインフラの整備が進み

一般化して来た電気自動車

 

バイク業界では、どうでしょうか?

最近では、テレビ番組でも「ヤマハ E-vino」で充電させてもらいながら

目的地まで行くという人気番組もあるので意外と身近に感じているかも知れません。

 

また、2020年1月17日から

都内の郵政バイクが電動バイク「ホンダ BENLY e:」が採用され

更に普及していくことが予想されます。

 

「電動バイク元年」となる2020年

電動バイクのメリットと課題について、ご紹介します!

 

最後までお付き合い頂ければと思います!

電動バイク(EVバイク)とは

電動バイクの国内取り扱いについて

電動バイクの国内での取り扱いについてですが

 

2019年12月1日に道路交通法が改正され

・定格出力0.6kWまでを原動機付自転車(50cc以下)

・0.6kW超え1.0kW以下のものを小型自動二輪車(125cc以下)

・1.0kW超え20.0kW以下のものを普通自動二輪車(250cc)

・20.0kW以上のものを、大型自動二輪車(400cc以上)

という区分になりました

 

運転するには、それに対応する免許が必要になります

ただ、道路運送車両法については

20kW以上の電動バイクでも、ナンバー区分は軽二輪と同じになるので

車検もなく、ナンバーは白ナンバーになります。(2020年1月21日現在)

 

今後、更に大型電動バイクが普及し始めると、法改正があるかも知れません。

電動バイクのメリット

燃料(電気)の安さと環境に優しい

ガソリンを使わないEVバイクの魅力は

ランニングコストの安さです

例えば、ヤマハ ビーノとE-ビーノで比較してみましょう

 

ビーノの場合

タンク容量4.5L、燃費が80.0km/Lで、理論上360km航続可能。

2020年1月21日現在の全国平均のレギュラーガソリンは、144円/Lなので

満タン給油の場合、648円で360km走れるとなります

 

E-ビーノの場合

バッテリー容量10AH、1充電の走行距離が29km航続可能。

1充電の電気代は約14円と考えると、360km走ると想定すると、約174円となります。

 

つまり、通常のガソリンエンジンと比較して

EVバイクは、1/3以下で済むということになります!

 

また、化石燃料を使わないことで、CO2削減に貢献!

「結局、火力発電で電気作ってるんだったら、そこでCO2を排出してるだろ!」と言われれば

そこまでですが、太陽光発電や風力発電の自然エネルギーと組み合わせすることが出来れば

非常にクリーンな乗り物になると思います

ランニングコストとメンテナンスの軽減化

ガソリンエンジンの場合

オイルやフィルター交換、プラグ交換等が必要になります

 

電動バイクの場合

モーター駆動になるので、オイルもプラグも必要ありません!

 

タイヤ交換は同等に必要になりますが

基本的に電動バイクの方が軽量なのでタイヤも長持ち!

 

ただ、バッテリーはガソリンエンジンよりも

こまめに管理する必要がありますので、注意ですね

加速の良さ

エンジン出力特性とモーター出力特性の違いがあり

スペック上は見劣りしてしまいますが

同等の排気量のバイクと比較しても十分な加速を得られます!

 

大型電動スポーツバイクの場合

レールガンで打ち出されるような感覚という感じでしょうか?

わかりづらくてすいません

 

もちろん出力が低い車両は

そこまではならないと思いますが

スポーツ電動バイクは異次元の加速をします

静粛性の高さ

新聞配達や休日の朝にバイクの音を

うるさいなと思ったことありませんか?

 

電動バイクの場合

モーター作動音とタイヤの走行音ぐらいでほとんど音が出ません!

近所の騒音トラブル等も心配しなくもいい。

 

ただ、静かすぎるので

歩行者が接近に気づかないケースもあるので

いつも以上に配慮する必要があります

助成金を国がサポート

ヤマハ E-Vinoについては

クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金として

国が購入費用26,000円をサポート!

 

2020年3月2日(必着)までの受付期間になりますが、書類提出のみで申請可能!

 

応募要件として、

・初度登録したE-Vinoであること。(新車であること)

・自家用であること。

・代金の支払いが完了していること。

・3年間の保有義務。この間、センターの承認なしに転売や破棄等できません。

・「暴力団排除に関する誓約」の内容を申請前に確認し誓約しなければなりません。

ヤマハ ホームページから抜粋)

が条件になります。

今後、国のサポートされる対象車両が増えると思います。

電動バイクの課題

航続距離の短さと充電の手間

やはりガソリンエンジンと比べて

連続航続距離は短くなります

電動バイクの航続距離はバッテリー性能に左右されます

決まったルートや近場のコミュニティだけの移動だけであれば

十分な場合もありますが遠出しようとすれば

計画的な走行が必要になりますね

 

基本的には毎回使用後にバッテリーの充電をする必要があります

バッテリー重量は容量にもよりますが

PCX ELECRICの場合、ひとつ10kg。

 

高層階やエレベーターがない場合は

それを持って、家に運ぶと考えると非常に苦痛です。

女性の方や年配の方からすればかなりの労働になります。

バッテリー価格

電動バイクに使われているリチウムイオンバッテリーは

技術の進歩や普及により年々安くなってきてはいますが

まだまだ価格が高いのが現状です

 

電動バイクの価格≒バッテリーの価格と言っても過言ではありません

もっと容量や性能が良いものもありますが

その分高価になってしまうのが、現在の課題です。

 

スペアバッテリーやバッテリー寿命等で

バッテリー購入の場合は非常に高額になります。

インフラ(環境)整備

電気自動車の充電スポットは全国的にインフラ整備が整い始めていますが

電動バイクの場合はプラグイン(家庭用電源からの直接電力供給充電)ではないため

これからのインフラ整備が必須になると思います

 

各メーカーや最初に取り上げたように

全国の郵便局で充電(電池交換)ステーションの設置を進めていますが

今の所、全国を網羅するような規模にするまでにはまだ時間が掛かるかと思います

ですが、ここをクリアしてしまえば、普及は爆発的に加速するかも知れません

まとめ

いかがでしたでしょうか?

インフラ整備やバッテリーの課題は多いですが

ランニングコストや環境に優しいバイクとして普及して行くことが予想されます!

 

スクーターだけでなくスポーツバイクのラインナップも増え

従来のガソリンエンジンよりも異次元の加速が楽しめます!

 

2020年代普及していくことは間違いありませんので

今から国やメーカーの動向をチェックしておきましょう!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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