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【危険】SNSで下見されている?
最新!バイク盗難の傾向と対策

2020年1月24日

【危険】SNSで下見されている?
最新!バイク盗難の傾向と対策

こんにちは!現役バイクショップ店員の諭吉です!

 

今回はバイクの盗難についてです。

 

最近、SNSで「〇〇(場所)でバイクが盗まれました。情報提供お願いします。拡散希望

という投稿見たことありませんか?

 

平成30年度におけるバイクの盗難認知件数は全国で約15000件以上

1年で15000件、1ヶ月で1250件、1日で42件。

 

これだけのバイクが盗難されていると考えれば

恐ろしい数字ですよね。

しかも、あくまで認知件数なので

被害は更に多いです

 

しかも、プロの窃盗団になると、盗めないバイクはないです。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

答えは、盗みにくい状況を作ることが一番です。

 

今回は最新!バイク盗難の傾向と対策と

SNSでの危険性もあわせてご紹介します!

 

最後までお付き合い頂ければと思います!

それでは行ってみましょう!Let's ブンブン!

盗みにくいバイクはあるが
盗めないバイクはない

バイク盗難場所の6割以上が家の敷地内

最初に書きましたが、平成30年度の盗難認知件数は全国で約15000件以上

平成27年以降、減少傾向にありますが、安心はできません

 

全国の盗難認知件数は

1位が大阪府で2916件、2位が神奈川県で2062件、3位が東京で1515件となっています

また、バイクが盗難される場所は6割以上が「住宅」の敷地内で起こっています

どんな奴らがバイクを盗んで行くのか

バイクを盗む人達は、大きく分けて3つに分けられると思います

 

・ヤンチャ系の不良少年少女

・転売目的の個人

・プロの窃盗団

 

小排気量の車両を盗む傾向があるのは、ヤンチャ系の不良少年少女たち

特にスクーターや125ccまでのバイクが狙われやすいです

遊び半分で、乗り回して、乗り捨てされることが令和の時代でもあるようです

見つかったとしても、そのままの状態で戻ってくることはないでしょう

 

次に車両をバラバラにして、パーツをオークションで販売し、足が付かないように売る転売目的の個人

人気のバイクがパーツとしても売りやすいので狙われるようです

盗難バイクの輸出ブローカーに売る可能性もあります

オークションで見つけたとしても

自分のものと特定できない限り、警察やオークションサイトも動いてくれないでしょう

 

最後に海外輸出が目的のプロの窃盗団

狙われたら、どんな手を使っても盗みに来ます

即日、ヤードやコンテナ行きの確率が高いです

戻ってくる可能性はほぼ0%

大型バイクやスーパースポーツのバイクが狙われやすいです

ターゲットを決めたら徹底的に狙われる。犯行は一瞬。

先に書いたように

バイクが盗難される場所は、6割以上が「住宅」の敷地内で起こっています

 

プロの窃盗団の場合、徹底的な下見が行われています

例えば、その地域の中で、車で巡回しながら、バイクがある住宅を探します

 

ターゲットを決めたら

家族構成、家を出る時間帯と帰る時間帯等を調べ

行動パターンを特定して来るでしょう

 

基本的に1週間のうちであれば、誰もいなくなる時間が生まれると思います

盗むまでの時間は5分から長くても10分です

 

また、移動さえさせてしまえば、後はどうにでもなるので

クレーン付きのトラックやレッカーサービス業者を装って、盗まれることもあるそうです

最新!バイク盗難の傾向と対策

では、どうしたら盗まれにくくなるでしょうか?

対策として有効なのは3つ

 

・盗むまでの時間をなるべく掛けさせる

・出来るだけ車両を見せない

・バイク用セキュリティアラームを付ける

 

上記3つについて、詳しくご説明します。

盗むまでの時間を5分以上掛けさせる!

盗むまでの時間が5分以上掛かりそうな車両は手を出しにくいということです

時間が掛かる=発見されるリスクが非常に高くなります

 

ハンドルロックとホイールロックの2重ロックや

地面に固定されているものと一緒にロックを掛けることが重要です

 

しかし、市販されている防犯ロックの中で

絶対に切断出来ないようなロックはないと思います

ただし、頑丈のものであれば時間を掛けさせることができます

 

また、ロックと合わせてバイクを出しにくい場所に置くことも有効です

 

時間が掛かる、手間が掛かる、防犯に高い意識があると思わせることで

未然に盗難を防げる可能性が高くなります

 

面倒だと思うかも知れませんが、しっかり対抗して行きましょう!

 

SNSも注意!出来るだけ車両見せない!

意外と意識していない方が多いのがバイクをむやみに見せないことです

バイクカバーをかけて乗らない時はバイクを見せないようにしましょう

 

また、最近の窃盗団の下見方法として

SNSの写真投稿やGoogle MAPのストリートビューで情報収集する場合もあるようです

SNSに投稿した写真やストリートビューで自宅写真を確認した方がいいでしょう

 

何の特徴のないと思っていても意外なものから

場所を特定される可能性があります

 

音で撃退!バイク用セキュリティアラームを付ける!

時間を掛けさせるのもそうですが

目立つことを避けるので、警告音を出すセキュリティアラームも有効です

音だけでなく解除しないとエンジンが掛からないものもあるので付けるのがベターです

 

時代に合わせて、盗難の手口も変化していきます

しっかりと防犯に対する意識を高め、常に情報をアップデートして行くことが大事です

 

盗まれてからでは遅い!
バイクが盗まれる前にやっておくべきこと

防犯意識を高く持っていても盗まれるリスクはゼロにはなりません

盗まれるリスクを低くする方法は2つです

GPSをバイクに取り付ける

バイクを盗まれてしまった後、自力でバイクの現在地を特定するのは不可能でしょう

しかし、前もって、GPSをバイクに取り付けておくと現在地を把握することが出来ます

取り戻せる可能性があります

ただ、バイクを盗まれたら必ず警察に盗難届を出しに行きましょう

GPSの位置が分かる場合は、そこで位置情報を伝えましょう

バイク盗難対策【ココセコム】

盗難保険に加入する

転ばぬ先の杖として盗難保険があります

盗難保険については

バイク販売店やメーカーで用意している場合もあるので

必要に応じて加入しておきましょう

また、ネットでも加入できるものもあります

盗まれなければ掛け捨てになりますが

盗まれてしまえば、それ以上の損害を追うことになるので

必ず補償額や条件を確認した上で加入することをおすすめします

大切なバイクを守れるのはあなただけです!

いかがでしたでしょうか?

 

最新!バイク盗難の傾向と対策をご紹介しました!

便利なSNSでも盗む相手に情報を与えてしまっているかも知れません

 

手間や面倒なこともありますが、盗まれてしまえば

それ以上に損害が大きいということを理解して

日常的に意識する工夫をしましょう!

 

大切なバイクを守るのは、あなた自身でしか守れません!

 

ぜひ、皆さんの参考にして頂ければと思います!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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