目次
バイク用ETCのメリットと
助成金を活用した賢い付け方!
こんにちは!現役バイクショップ店員の諭吉です!
自動車やバイクで当たり前になったETC!
うちのお店でも購入時に取り付けされる方も非常に多いです
結論から言って、付けてて損はないです。特にバイクの場合
そんなバイク用ETCのメリットと注意点をご紹介します!
最後までお付き合い頂ければと思います!
それでは行ってみましょう!Let's ブンブン!
バイク用ETCの特徴とは?
ETCの説明は皆さんご存知だと思いますので省きますが
ざっくりお伝えすると、料金所における自動精算システムです
では、バイク用ETCの特徴としては、なんでしょうか?
自動車用ETCとの大きな違いは防塵・防滴であることです
使用条件が、自動車よりも過酷なため、密閉度の高い筐体になっています
そのため、自動車用ETCよりも高価です
最近では国内モデルの大型バイクの場合
ETCが標準装備になっている車両もあるので、そちらを選んでも良いかも知れません
ひと昔前はバイクに自動車用ETCを取付をされてる方がいました
法的な処置は明記されていませんが
ETCの利用停止や割引を行わない等の措置があるのでやめて下さいね
バイク用ETCを取り付けるメリット
料金所をスムーズに通過出来る
バイクでETC非搭載の場合、料金所でお金を払う時の流れは
グローブを外す→チケットを出す→お財布を出す→お金を払う→
お釣りをもらう→お釣りをしまう→お財布をしまう→グローブをはめる
これだけで8工程です
後ろからは自動車が来ているとなれば、初心者の方や慣れてない方だと焦りますよね
お金を落としてしまうかも知れません
最大のメリットは、自動車以上にスムーズに料金所を通過出来ることです
複数台のバイクツーリングの時に料金所で待たせない
よく見掛けるのが、複数台のバイクツーリングの場合
ETC搭載車両がETC非搭載車両を料金所通過後、待っている光景
例え、安全なゾーンで待っているとはいえ、あまり良いとは思えません
単独で行く場合であれば、それほど気になりませんが、結構プレッシャーになります
また、他の車両の走行の妨げになる可能性もあるので注意が必要です
割引料金が適用される
休日割引や深夜割引が適用になり、お得になるケースがあります
バイク用ETCは高価だと説明しましたが
よく高速道路を利用する方であれば意外とすぐに元が取れます
スマートインターチェンジが利用可能
最近、増えてきたサービスエリアなどから
高速に乗り入れ出来るスマートインターチェンジ
スマートインターチェンジはETC搭載車両でないと利用できません
最寄りにインターチェンジがない場合は結構便利です。私もよく使います。
バイク用ETC製造メーカーは3社のみ
国内で販売されているバイク用のETC製造メーカーは
・株式会社ミツバサンコーワ
・日本無線株式会社
・本田技研工業株式会社
の3社のみです。
流通量で言えば、ミツバと日本無線のどちらかになります
参考リンク
株式会社ミツバサンコーワ 二輪車用ETC2.0/ETC車載器
見た目重視か利便性重視か?
バイク用ETCは2種類の取り付けタイプ
アンテナ分離型タイプ
基本的に取り付ける方が多いのが、「アンテナ分離型」タイプです
本体をシート下収納やサイドバッグ等に入れて
アンテナをメーター廻りやハンドル廻りに取り付けるタイプです
メリットとしては
・本体は隠すような形になるので、見た目を損なわない
・シート下等施錠できる場所に入れておけば、カード盗難の心配が少ない
注意点としては
・収納が少ないバイク(アメリカンやスポーツタイプ)だと取り付けが難しい場合がある
・アンテナ部が取り付けにくい場合、別途ミラーステー等が必要になる
アンテナ部しか外に出ないので、非常に見た目もスマートです
また、シート下に入れる場合が多いので防犯性も高いです
ただ、スポーツタイプのバイクだとETCを入れるスペースさえないこともあります
サイドカウル裏や収納と呼び難いところに付けなければいけなくなり
カードの出し入れがカウルを外さないと出来ない状態になるケースもあります
アメリカンタイプに取り付ける場合
バッグサポート(バッグを取り付けるためのステー)を付けたり
ETC用ケースを付けて対応する車両が多いです
本体一体型タイプ
もう一方で、アンテナ部と本体が一体となっている「本体一体型」タイプがあります
ハンドルバーに取り付けるタイプです
メリットとしては、
・取り付けがアンテナ分離型と比べて簡単
・カードの出し入れが簡単
・収納が少ないバイクでも取り付けられる
注意点としては
・ハンドル部に取り付けるので見た目を損なう
・防塵・防滴だとしても、大雨や洗車時は気を遣う
・すぐにカードを出し入れ出来る分、カードを盗まれやすい
カードの出し入れもラクに出来るので
メリットでもありますが逆も然りです
例えば、高速道路上でサービスエリアやパーキングエリアに寄った場合
必ずカードを抜いて持ち歩くことをおすすめします
休憩中にETCカードを入れっぱなしにしていたら
帰って来たらカードが無かったなんてこともあるみたいです
ETC1.0とETC2.0の違いは?
ETCには1.0と2.0というものがあります
これは旧規格と新規格の違いです
ETC1.0はシンプルに料金所のゲートを開けるためだけのものでしたが
ETC2.0はGPSを搭載し、渋滞案内やナビ上に走行履歴を表示したりすることが出来ます
正直なところ、バイクの場合、ETC1.0で十分です
ただ、ひとつだけ注意点があります
それは2030年で使用出来なくなることです
ただ、これも使用出来なくなるまで約10年ありますし
同じETCを10年間使うことはなかなかないと思いますので
そこまで気にしなくても良いかと思います
価格もETC1.0の方が安いです
バイク用ETCを再利用する方法
これまで新規でETCを取り付ける方向けにお話して来ましたが
「もう既に付いてるよ」という方も多いと思います
じゃあ、車両を乗り換える場合
また新しいETCを買わなきゃいけないのかと言われると
答えはNOです
今まで使っていたETCを新しいバイクに再利用ができます
車両を乗り換えた場合は、再セットアップが必要になります
たまに、同じ登録者が乗るのに、なんでする必要があるのか聞かれますが
ETCにはバイクの所有者やナンバー
車体情報(型式やメーカー、寸法など)が記録されています
そのまま通れなくはないですが、発覚した場合、利用停止になることもあります
バイクETC取扱店で必ず再セットアップしてもらいましょう
ETC助成金キャンペーンで
お得に取付出来るかも!
ETCの取付を行う場合、助成金キャンペーンが行われているか確認しましょう
定期的に地域限定、期間限定および台数限定でキャッシュバックを行っています
2020年2月1日現在は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のキャンペーン取扱店にて、
ETC1.0およびETC2.0の本体から10000円引きのキャンペーンを行っています。
期間は2019年10月1日から2020年3月31日まで
自動車およびバイクを合わせた先着10万台までが対象になります。
更にQUOカードプレゼント等も行っているみたいなので、もうほぼほぼ実質タダみたいなもんですよね。
↑ 現在は終了しています
上記の県以外の方でも
キャンペーン対象地域でETCを取付を行えば
登録地や住所が違くてもキャンペーンの対象となります
「ツーリングがてら、ちょっとETC取り付けてくるわ」ってことも出来ちゃいます
ETC助成金キャンペーン情報などは下記のリンクから!
参考リンク→首都高速道路 ETC2.0ポータルサイト
バイク用ETCを賢く装着して
スマートなツーリングを!
いかがでしたでしょうか?
一度、ETCを経験すると
もう今までの現金での支払いは考えられません
今回のポイントは大きく分けて3つ!
・スムーズな料金所の通過が可能
・ETC割引が適用される
・助成金キャンペーン時に取付をするとお得!
特性を理解した上でバイク用ETCを取り付けて
便利に、お得に、スマートにツーリングを楽しみましょう!
皆さんの参考にして頂ければと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!